筆ペンが最短で上達する方法|一工夫で上達速度は格段に高まります

筆ペンが最短で上達する方法|一工夫で上達速度は格段に高まります

筆ペンを同じ時間学んでも、上達速度は個々に異なります。そして、その差は小さくありません。筆ペンを最速で上達させるためには、効率的な練習が重要です。では、どのようにしたら最短で上達できるのかを考えます。

筆ペンが最短で上達する方法

筆ペンを同じ時間学んでも、上達速度は個々に異なります。そして、その差は小さくありません。筆ペンを最速で上達させるためには、効率的な練習が重要です。では、どのようにしたら最短で上達できるのかを考えます。

 

まず、筆ペンが上達する為には、2つの要素が必要になります。1つは『字形を整えて書く技術』、もう一つが『筆ペンという道具を使いこなす技術』です。

 

字形を整えて書く技術

 

字形を整えて書く技術は、ペン字を学ぶことと同じと思って良いです。つまり美文字を手に入れると言う事です。

 

美文字を書くためには、文字の美しい字形を知る必要があります。文字の美しい字形を知って、その字形を自分で再現して書く事ができれば、美文字を手に入れたと言えます。

 

ひらがなは48文字しかありませんが、漢字は無数にあります。小学校で学ぶ基本的な漢字でさえ1000文字強あります。これらの文字の字形を覚える事は膨大すぎて、とても大変な事ですよね。

 

しかし、漢字のきれいな字形には法則があるのです。この法則を知り基本的な漢字を覚えてしまえば、あとは応用するだけです。これが、『美文字は理論』と言われる由縁です。

 

中には3カ月程度で別人かと思えるほど、きれいな字に上達する人がいます。この人は、たくさん練習したと言うよりも、理解力が高かったという事です。

 

筆ペンという道具を使いこなす技術

 

筆ペンできれいな字を書く場合に、もう一つ重要なのが『筆ペンという道具を使いこなす技術』です。これは、その名の通り、道具を使いこなす技術です。

 

例えば、書家の先生でも、新しい筆を使う場合は慣れるまで少し時間が必要となります。一流になればなるほど、その時間は短くなりますが、それでも、筆を下して墨を付けて書く1文字目は思うように書けません。(それでも凄い字を書きますが…。)

 

まして一般人の場合、いきなり筆ペンを使いこなせる訳がありません。この解決策は、ズバリ「習うより慣れよ」です。筆ペンで適当に文字を書いたり、落書きしてみたりする事で慣れてきます。

 

個人差はあっても、これはみなさん平等です。

 

筆ペンが最短で上達する方法

 

それでは、一般的に『筆ペンが最短で上達する方法』はどのようなものがあるのか?そして、最も効率的な上達方法は何か?ズバリ順位付けして考えていきます。

 

  • 第1位:教室に通う
  • 第2位:通信講座
  • 第3位:書籍で練習

 

正直言うと、この順位は『ペン字の上達』と同じです。また、絵画でも短歌でもお花でも、他の資格や技術もほとんど同じだと思います。

 

 

教室に通う

 

最も効率的に上達するのは教室に通う事でしょう。書道教室・筆ペン教室・美文字教室など、対面で学ぶことができるのは最も効率的です。

 

自分が書いた文字をその場で見てもらう事が可能で、アドバイスもすぐに貰えるので、どんどん先に進むことができます。

 

ただ、教室に通う事のリスクは、指導者に大きく左右される事です。指導者によって、指導レベル、技術レベルはそれぞれです。初心者の場合、見極める事は難しいかもしれません。

 

できる事なら、実際に通っている人の意見や字がきれいな人の意見を聞いてから入会しましょう。

 

通信講座

 

教室に通いたいけど、時間が無い、お金が無い、近所に無い、そこまで本格的には望まない、というのであれば『通信講座』が良いでしょう。

 

通信講座の場合、添削してくれる講師はたくさんいます。しかし、大手の通信講座は添削の講師のレベルが安定しているので安心です。間違いないです。

 

ただ、通信講座を選ぶ際は1つだけ注意が必要です。それは『書風』の違いです。書風とは書き振りを言います。シャープだったり、優しい雰囲気だったり、少し行意(行書に近い)があったり、実は主任講師によって異なるのです。

 

通信講座は、それぞれ価格やテキストの量が異なりますが、選ぶ際に最も重要視した方が良いのが書風です。そして、書風に関しては好みの問題なので、自分が直感的に「いいな」と思った書風の講座を選択する事をお勧めします。

 

書籍で練習

 

昨今の美文字ブームの影響か、書店に行くと美文字本のコーナーを良く見かけます。有名書家、大学教授など、様々な先生が、様々な美文字本を執筆しています。

 

書籍はたくさんありますし、手頃に手に入るので、色々と買ってみる事はとても面白いし、個人的に参考になっています。しかし、美文字本も注意してください。

 

まず、書籍で筆ペンを学ぶ場合、それは独学となります。独学でももちろん上達しますが、誰にも指摘されないので、成長の度合いには個々に大きな差が出ます。

 

初心者の時、お手本を見ながら誰もが思うのが「お手本通りに書けない」事です。教室や通信の添削では、「ここをこうするとバランスが取れる」等のアドバイスを貰えます。ところが独学の場合、自分で気が付かなければ、そのままです。

 

書籍はとてもいいのですが、中級者以上に大きな効果があって、初心者にはやはりハードルが高いと思います。また、中にはとてもクオリティの低いお手本の美文字本もあります。できれば、字が上手な人に意見を聞く事をお勧めします。

 

 

結論

 

『筆ペンが最短で上達する方法』は、やはり人から教わる事なのですが、最も手軽で現実的なのは『通信講座』なのだと思います。また、通信講座は教材が豊富なので、美文字本複数冊分の内容が含まれています。

 

これらの教材をカリキュラム通りにこなすと、相当上達します。これは断言できます。あとは、あまり根を詰めずに、楽しむ気持ちをもって気軽に取り組む事です。
お試しください♪

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