「大人になってからじゃ美文字にはなれない・・・」
いえいえ、そんな事はありません。美文字は基本ルールとコツを知っていれば誰でも書く事が可能です。つまり理論なのです。そんな理論を理解できる大人の方が、短期間で美文字になります。
それでは、短期間で美文字を手に入れるため、おすすめのペン字講座を紹介・比較します、また、自分に最適なペン字講座を見つけるためのポイントを解説します。
通信講座の選び方はいくつかポイントがあります。例えば【添削回数】【価格】を比較します。【添削回数】が多ければ、それだけ指導を受ける回数が増えると言う事です。【価格】が安ければそれに越したことはありません。しかし、本当に比較してもらいたいポイントは別にあります。
それが、【書風】と【添削方法】です。
【書風】とは文字の書き振りを言います。例えば、一般的に書かれる楷書があります。(※楷書は教科書の文字のような字)書体が楷書であっても、書かれる先生によって雰囲気が異なります。この雰囲気が書き振りと言って、【書風】と言います。
せっかくペン字を学ぶのであれば、自分が気に入った文字を学びたいところです。【書風】の選び方が分からない場合は、直感で「いいなあ・・・」と思った講座を選びましょう。
90%!講座を選ぶ際は【書風】で選ぶことをオススメしますが、それでも選べない場合は【添削方法】を比較してみましょう。【添削方法】は先生によって個性が出ます。『たくさん朱墨を入れる先生』と『朱墨はピンポイントに抑える先生』です。これは好みの問題なので、自分に合った添削方法を選びましょう。
【書風】と【添削方法】は資料を取り寄せて確認する必要があります。少し手間はかかりますが、これから自分が学ぶ講座にふさわしいかどうかは、資料請求して比較する事をお勧めします。
ペン字は日々の苦しい鍛錬によって上達できる!
そんな事を思っていませんか?これは全く違います。ペン字に練習は必要ですが、効率よく短期間で上達する方法があるのです。
結論から言ってしまうと『書き方を知る』ということです。
例えば、漢字1文字について何十回も練習すれば上達できるかと思っていたら大間違いです。書き方を知らずに漠然と練習しても全く上達しません。
正しい書き方を知った上で1回だけ練習した方がずっと上達します。
漢字の場合、それぞれの文字に正しい書き方がありますが、すべての漢字は10パターン程度の法則に当てはまります。※教える先生により異なります。
横画同士の関係、縦画同士の関係、縦横の組み合わせ、偏と旁の関係、払いの角度、・・・。これらの言葉を並べると難しそうですが、1回覚えてしまえば一生使えます。
書き方を知ってしまえば、驚くほど短期間で文字は変わるのです。
ただし、ひらがなは別問題。ひらがなは漢字よりも難しく、一文字ずつ覚える必要があります。
しかし、ひらがなは48文字しかないので、その気になれば短期間マスターできるのです。
各通信講座とも、このような法則は必ず学べます。あとは、お手本の書風の好みになってくるので、資料をしっかり比較して選んでみてください。
やっぱり外せないのがユーキャンの実用ボールペン字講座。受講者数は圧倒的に最多です。教材とテキストの見やすさはピカイチ!
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大手の3つの講座を推奨していますが、理由は信頼感です。
正直、市販の美文字本や無名の通信講座は当たり外れが非常に大きく、時々良い教材もあるのですが、「かえって下手になるのでは?」と思えるような粗悪なものもあります。
その点、大手の講座は実際に教材を見ればわかりますが、癖のない好感の持てるお手本を採用しています。個人的には『たのまな』を推薦したいのですが、好みもあるので資料をしっかりと吟味してください。