ペン字を習って級が取れるようになってきたら、やっぱり履歴書に書きたいですよね。その時に、履歴書のどこの欄に書けばいいのでしょうか?
通信講座でも書道教室でも、取得できる級や段は民間資格になります。履歴書に書く場合は特技の欄に書くことができます。
何級から書くことができるかというと、特に決まりはありません。もちろん、最上位に近い方が良いのでしょうが、気にすることはないと思います。
ペン字系の唯一の公的資格があります。それが硬筆書写技能検定という資格です。
硬筆書写技能検定は履歴書に唯一、資格の欄に書くことができます。
硬筆書写技能検定はペン字の技術はもちろん、書道の歴史、漢字の基礎知識、書道古典の理解が必要になります。
試験内容は理論と技能があり、試験会場で決められた時間内に試験を受けます。つまり高校受験や大学受験と同じです。
1級が最上位で、5級から受験することができます。誰でも受験することができるので、公式サイトをご参照ください。
硬筆書写技能検定の最上位1級を合格することができましたが、正直簡単ではありませんでした。何度か落ちた後にやっと合格することができました。
特に難しいのが楷書、行書、草書を正しく書くことです。草書はしっかり勉強しないと習得できないので、専門性がかなり高いです。
また、創作の試験もあり、高い芸術性も求められるのです。
各書道団体で、級や段、師範の資格がありますが、各書道団体で基準が異なり、レベルもまちまちです。
一方、硬筆書写技能検定と毛筆書写技能検定は唯一普遍的な資格です。これらの最上位1級を取得できれば堂々と美文字の先生が名乗れます。
美文字の習得が目的であれば硬筆書写技能検定は必要ありませんが、趣味として、本気で美文字をもっと追求したいと感じるなら、ジックリ挑戦してみるのも楽しいと思います。
美文字は理論!自分次第で驚くほど短期間で習得することが可能になります。自分の好みの書風で楽しみながら学びましょう♪
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