汚文字を何とかしようと評判の良いペン字講座を受講したのに全然上達しなかった…。こんな話を時々聞きます。誰でも練習すれば上達すると思うのですが、ちょっと驚きです。よくよく聞いてみると、原因が分かってきました。
まず、筆順を大切にしていませんでした。ペン字講座のテキストには正しい筆順も載っていたのに、「自分は子供のころからこうして書いてきた」と頑なに修正しようとしません。
筆順は神経質になる必要もありませんが、できるだけ守った方が良いです。筆順はきれいな字形を取りやすいようにできています。特に基本的な漢字の筆順は守らないときれいな字にはなりません。
例:右・馬・有・希・・・
次に、ペンの持ち方が独特すぎていました。ペンの持ち方はなかなか修正するのは大変だと思います。独特な持ち方でも絶対にダメという事でもありません。しかし、余りに独特すぎると、美文字を書く際に大変になってきます。
また、ペンの持ち方と同じように、紙を置く位置や角度が独特な人もいます。基本は、正面よりやや右に置きます。(右利きの場合)こうする事で、真っ直ぐな縦線や横線が引き易くなるはずです。紙がナナメだと、紙に対しての平衡を一々確認する必要が出てきます。
そして、これが上達を妨げる最大の要因ですが、『メンタルの問題』です。やっぱりいやいや練習しても上達しません。『好きこそものの上手なれ』という言葉は本当で、好きな事は覚えも早いし、上達も早くなります。文字も一緒です。
『楽しい!』と思いながら練習する事が理想ですが、それが難しかったら、『練習すれば絶対に上達する』と強く信じます。信じることができなければ、思い込みます。
本当にメンタルは重要で、上達を信じ込んで練習すれば、上達速度は2倍にも3倍にもなります。さらに、書く事に喜びを感じるようになれば、上達速度は5倍にも10倍にもなります。
上達速度と言うのは定速では無く、加速していくのです。という事は、上手になる人は更に上手になるし、そうでない人は一生上達しないのです。
まずは思い込みで良いので、上達できる事を信じて練習してみてください。文字は誰でも絶対に上達する事ができます!
美文字は理論!自分次第で驚くほど短期間で習得することが可能になります。自分の好みの書風で楽しみながら学びましょう♪
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