ペン字講座は楷書と行書を中心に学ぶ

ペン字講座は楷書と行書を中心に学ぶ

ペン字講座は楷書と行書を中心に学ぶ

ひらがなとカタカナは日本独自に生まれた文字です。漢字は、大陸から日本に伝わった文字です。大陸から伝わった漢字ですが、漢字には幾つかの形(書体)があることをご存知ですか?

 

漢字の成り立ち

 

漢字は、現在の中国で生まれました。動物の骨などに刻まれた甲骨文が始まりです。広い大陸なので、それぞれに異なる言語を話し、文字も独自に進化していました。この文字を統一したのが、china(シナ)を始めて統一した秦の始皇帝です。

 

現在の中国も各地で言葉が違いますが、文字で意味が通じます。現在のベトナムや朝鮮半島、そして日本も漢字文化圏なので、漢字を見れば何となく意味が通じますよね。(朝鮮半島は漢字を廃する方向のようです。)古代では、公文書は漢文で統一されてたので、国が違っても意味がシッカリと通じたのです。

 

漢字の書体

 

漢字には様々な書体があります。有名な書体としては、楷書・行書・草書があります。その他、隷書・篆書等が有名ですね。書道を学んでいる方なら知っていると思います。

 

最もポピュラーなのが楷書。楷書を崩したのが行書。更に崩したり簡略化したのが草書。そう理解して構いませんが、書体の歴史としてはちょっと異なります。楷書は最も新しい書体だからです。

 

文字の進化

 

篆書⇒隷書⇒行書⇒草書⇒楷書

 

意外に知らない人が多い事実ですが、書体が成立した順番は以上のようになります。長い年月を掛けて進化したので、いきなり発生したわけでは無く、徐々に成立していきました。楷書は漢字の最終形態なのです。

 

古代china(シナ)の偉大な発明に紙がありますが、紙が発明される前は、木簡と言われる木の板を繋げた巻物に文字を書いていました。木簡に文字を書いているうちに隷書が出来上がり、隷書をもっと早く書こうとして行書が生まれ、もっともっと速記しているうちに草書が生まれたのです。

 

楷書の美しさ

 

書体の最終形態の楷書は、最も完成された字形と言われています。楷書も更に美しさを追求され、唐の時代でその美しさも完成形を迎えることになります。唐代には偉大な書家と偉大な作品が多数ありますが、その中でも『欧陽詢 九成宮醴泉酩』は楷書の極則と言われ、現在でも書道を習う人に親しまれています。また、小学校の教科書に使われている"教科書文字"は九成宮が素になっているという事です。

 

美文字と言われ、まず想像するのが、理路整然とした楷書だと思います。バランスの取れた美しい楷書を書けることが、美文字の第一歩であり、また最も難しい事なのかもしれません。

 

行書にチャレンジ

 

美文字は楷書を学ぶことが中心になりますが、更にチャレンジしてもらいたいのが行書です。行書は楷書を少し崩した書体で、とても大人らしい雰囲気を持っています。相手が読めない程崩してもどうかと思いますが、少し崩した行書は間違いなくあなたの印象を変えることになるでしょう。

 

行書で宛名書き見本

 

「自分は汚文字なので行書は無理!」そう考えている方もいるかもしれませんが、文字を学んでいるうちにある事に気が付くでしょう。それは、『行書よりも楷書の方が難しい』です。楷書はやはり漢字の最終形態だけあって難しいのです。行書も基本的なルールがありますが、自由が与えられています。是非、行書にも挑戦してみて下さい。楷書・行書を両方学ぶことで、楷書・行書の両方にいい影響を与えると思います。

 

ペン字講座の多くは、楷書だけでは無く行書を学ぶことができます。どの程度の行書を学べるかは、各ペン字講座によって異なるので、資料請求して見比べてください。

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